…小さい頃のトラウマで…ジェニー関連がどうにも好きになれなかった。一時期お迎えしてたけど…どうにも扱えなかった。婆さん(故人)が…勝手に選んだりの状態だったので買い取りに出してしまった。何も悲しいとか思わなかった。本当にうちに居たのかな…って思った。
反発してた
中学生の頃辺りに「トイザらス」が出来た。今は、ドールって「リカちゃん」「バービー」「ぽぽちゃん」「メルちゃん」「シルバニア」…位にまで縮小。正直…最近行ってないな。
中学入学の時に婆さんが買ってくれた(勝手に選ばれた)制服ジェニーは…何故か首がガクガクの不良品であった。婆さんだもん。
どうにも気にいらないのだ。弄れば怒られる。服作らないので可哀想って言われる。意味がわからん。コスプレした人形じゃないか。
不登校になった時に、リビングデッドドールズの存在を知った。反発するかの如く、1体お迎えした。相当婆さんにキレられた。自分で…お迎えしたのだし同居してる訳でもないのにメタクソに言われたのだ。後に「死神」を迎えた。
婆さんは…逝った。私が作った、文化人形を持って。
プーリップが好きになって。ドール集めに必死な専門学校の時に「ブライス」見に行ってた時に…店員さんが話かけてくれた。
店員「あ〜もう入荷しないってなりましたよ〜ラス1」
私…気付いたらトイザらスのカウンターに居たけど。
プーリップとかは…カスタムが出来た。自分の好きなキャラクターにしたり出来た。アンバランスに生きてる気がして好きだ。
カスタムが出来ないので手放したのか?ーYESとしか言えない。でも本当は婆さんの呪縛から離れたかった…理由ってそれだと思う。白無垢を作って「アンタなんかに絶対作れない!」とキャピキャピ喜んでた婆さんが私にだけはいつも鬼のようだった。そういうすれ違いと…もう会えない所に行っても何も思わなくて…どうにも自分には不釣り合いな人形に見えた。婆さんの影を消しながら、必死に生きてる。母が飾っている婆さんの無邪気な笑顔の写真は…どうにも詐欺師の笑顔に見えて仕方ない。婆さんが嫌いだった。ストレス溜まると呼び出して言葉のリンチだった。叔母に虐められてても助けてくれやしない婆さんが大嫌いだ。
私が…「自我」を持ってしまったから。可愛い着せ替え人形だった私はある日「可愛くない」って理由で棄てられたのだ。どうにも…私という人形は「可愛くない」。